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む~らんさんの家長野県長野市

vol.22 しあわせの棲む家

引渡し式

2007年12月16日に、引渡し式が行われました。

午前10時にむ~らんハウスに着くと、うれし徳武建設の代表さんが笑顔で出迎えてくれました。棟梁のクニオさん、U太さん、NさんとYさんも、玄関の前で待っていてくれました。 みなさんが口々に「本日はおめでとうございます」と言ってくださいました。朝方には雪が降っていたのに、もう青空が見えます。太陽がみんなの笑顔をあたたかく照らしていました。

玄関の前には、紅白のリボンが張ってありました。クニオさんからハサミを手渡されて、む~らん一家が並んでテープカットをしました。それから、玄関の鍵を初めて開けて、家に入りました。

引渡しに関する書類の説明を受けた後で、代表さんから挨拶がありました。 「ごく最近教えてもらったのですが、今日は『大明(だいみょう)』という大吉日で、『天地が開通し隅々まで太陽の日が照る日』だそうです。 すべての吉事・善事について大吉なのですが、特に建築などに良い日だそうです」と代表さんが話すのを聞きながら、 (OMソーラーむ~らんハウスのスタートに、なんてピッタリな日だろう)とうれしくなりました。

代表さんは「環境危機に対する行動が大切なこの時代に、OMソーラーの家を建てるというのは、とても良い選択をされたと思います」と言いました。 それから、む~らん一家との家づくりの間に感じたことを、話してくださいました。 代表さんがむ~らん一家を愛情深い目でずっと見ていてくださったことが、よくわかりました。

この後、む~らん一家のひとりひとりが、感謝の気持ちを話しました。話をしながら、む~らん母もむ~らん妻も、少し泣いていました。
U太さんがきれいな花をプレゼントしてくれました。それから、クニオさんが音頭をとって赤ワインで乾杯しました。 クニオさんは大工歴47年の名棟梁で、もうすぐお祖父さんになるのですが、「今日は、まだもうすこしやれるかなぁと思えたよ」と、うれしそうに話してくれました。 クニオさんは引渡し式の間ずっと、お勧めした座布団をはずして、板の間にまっすぐに静かに正座していました。 職人さんとは、こういうものなのでしょうか。胸に沁みるような姿でした。

OMの機器やボイラーの操作方法を教えてもらった後で、みんなでお昼を食べました。母が、 「こうしていると、なんだか親戚みたいね」と言うと、代表さんも「建てさせてもらった家は、みんな親戚みたいなものです」と言っていました。

うれし徳武建設の皆さんを見送ると、む~らんハウスに家族だけが残りました。「ああ、疲れたぁ」と、母が畳の上にゴロンと横になりました。 それを見ていて、この家が我が家になったことを感じました。

しあわせの棲む家

む~らんハウスが完成する頃、む~らん夫婦は、尊敬する大好きな友だちから、不思議な話を聞きました。

人や動物に意識があるように、山や川や草や木や石にも意識がある。道路や家にも、壁や床や天井にも、意識があるというのです。 暖かい気持ちを持って大切に建てた家は、つくり手の心を受け継いでやさしい家になり、その家に住む人や訪ねる人を癒し続けるのだそうです。

む~らんハウスは、ひたむきで誠実な設計士さんが、む~らん一家のしあわせを思い描きながら、渾身の力をふりしぼって設計してくれました。 ハートのあったかい気持ちのよい職人さんたちが、ニコニコしながら心をこめてつくってくれました。 む~らんハウスは、たくさんの人たちの愛でできています。温かくてやさしい、しあわせの棲む家です。

この先は、うれし徳武建設からむ~らん一家にバトンタッチです。住む人が家をきれいに大切にすると、ますますやさしい家になるそうです。 大切に建てていただいたこの家に、しあわせがいつまでも宿るように、む~らんハウスを大事にしていこうと思います。 む~らん夫婦は掃除が苦手ですが、掃除もしようと思います。

む~らん妻から、たくさんのありがとう

2年前には、自分たちが家をつくることになるとは、考えてもみませんでした(む~らん両親の家を受け継ぐのだと思っていたのです)。 ところが、母の病気がきっかけになり、思いがけずも家づくりを体験することになりました。

まず、母と一緒に暮らそうと言ってくれたむ~らんと、家づくりを許して祝福してくれたむ~らん両親に、ごめんなさい。そして、ありがとうございます。

会社の同僚Hちゃん、あなたが満面の笑顔で「うれし徳武建設はいいよぉ」と太鼓判を押したから、む~らんハウスができました。 最近気がついたのですが、む~らんハウスは、かなりHちゃんの家に似ています。初めてHちゃんの家を訪れたときの心地よさが、む~らんハウスの原点になったのだと思います。 何度も家を見せてくれて、ありがとうございました。

そして、大好きなむ~らんハウスを建ててくれたうれし徳武建設に、心から、ありがとうございます。遊び心があり木の温もりを感じる気持ちのよい家ができて、本当にしあわせです。 でもそれだけではなくて、家づくりというビッグイベントを、うれし徳武建設と一緒にできたことは、何よりうれしく楽しいことでした。 代表さん、棟梁のクニオさん、大工のKさん、U太さん、営業のMさん、Nさん、うれし徳武建設とパートナーのみなさん、すばらしい時間をありがとうございました。みなさまとの出会いに、感謝しております。

もしもハウスメーカーに任せていたら、悩む暇もなく、あっという間にお仕着せの家が建ってしまったでしょう。でも、一生に一度の大きな買い物です。 長い時間をかけてお金を貯めたり返済したりするのですから、それに見合うだけの時間をかけて知恵をしぼり、家づくりの体験を楽しむのもいいのではないでしょうか。

む~らん夫婦の家づくりレポートは、これでおしまいです。これまで、つたないレポートをお読みいただき、どうもありがとうございました。
どうかみなさまも、楽しい家づくり、楽しい暮らしをされますように、お祈りしております。

~完~

2008年1月23日掲載