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む~らんさんの家長野県長野市

vol.19 家づくりへの参加

塗装職人デビュー

ウッドデッキの柱と土台を塗るむ~らん一家

ウッドデッキの柱と土台を塗るむ~らん一家

うれし徳武建設では、施主が希望すれば、何らかの形で家づくりの作業に参加できます。 おもしろそうだしコストダウンにもなりそうなので、む~らん一家はウッドデッキ等の外部塗装作業をすることにしました。

む~らん夫婦は、とある自然系塗料を外回りに使ってみたいと思っていました。 うれし徳武建設に相談したところ、うれし徳武建設はこの塗料のサンプルを取り寄せ、実際に使う材木の切れ端に塗って色見本を作ってくれました。 む~らん夫婦は色見本を見て、透明感のある落ち着いた茶色の塗料を選びました。

秋晴れの10月21日(日)、む~らん夫婦と母は塗装職人としてデビューしました。 塗料を塗るだけだ(楽勝だ)と思って現場に行くと、うれし徳武建設のU太さんから 「まず、紙ヤスリでデッキ材の表面のケバダチを取ってください」との指令がありました。 それから2時間半、家族3人で黙々と、米杉デッキ材40本の表裏と側面にヤスリがけをしました。 腕や腰は疲れるし、ホコリで鼻水は止まらないし、「職人の世界は甘くないぞ」という洗礼パンチを受けました。

お昼を食べてからは、いよいよ塗装作業です。小さなバケツに塗料を入れて、ハケでスイスイ塗っていきます。 思わず鼻歌が出てしまう楽しさです。ムラにならないように塗ろうとしているのですが、塗り終わったデッキ材を見ると少しマダラになっていました。 二度塗りをするとのことなので、次回はもっと慎重にやらなくちゃ…。

米杉デッキ材を塗り終えてから、ウッドデッキの柱と土台にも塗料を塗りました。ヒノキの4寸柱を塗るのは、なかなか爽快でした。
U太さんは、下準備・不慣れな塗装職人の世話・後片付け…と、縁の下の力持ちに徹して一日中サポートしてくれました。 施主が家づくり作業をするときに一番働いているのは、施主自身ではなくて工務店の担当者でしょう。 うれし徳武建設がむ~らん一家に塗装作業を勧めた本当の理由は、コストダウンなどではなくて、楽しい体験や思い出をプレゼントしてくれたのだ、と気づきました。

感謝(ありがとうございます、そして、ごめんなさい)

米杉デッキ材の二度塗り完了

米杉デッキ材の二度塗り完了

この日はとても楽しく作業することができたのですが、それから数日後、塗料が乾いたのを見て、む~らん妻は首をひねりました。 色見本で見たのとは全然違う色(透明感がなく暗い色)になっていたのです。

あわててU太さんに連絡して調べてもらったところ、色見本と本番の塗料は同じ製品であり品番誤りではありませんでした。 メーカーに問い合わせたところ、自然系塗料なので、出荷の度に色が変わるとのことです。 いろいろ事情があるのだとは思いますが、こんなに色合いが違ってしまうのではサンプルの意味が無いと感じました。

うれし徳武建設が対策を検討してくれて、結局、米杉のデッキ材を再度発注しヒノキの柱は表面の塗料を落として、 別の塗料(リボス・タヤエクステリア)を塗ることになりました。 この塗料はうれし徳武建設で何度も使用した実績があり安心だとのことでした。

うれし徳武建設には親身になって対応していただき、本当にありがたかったです。 その一方で、米杉のデッキ材を追加発注することになってしまったことについて、む~らん妻は「地球にも厳しいよね…」と申し訳なく思いました。 む~らんは「そもそも、家を建てることそのものが、地球に厳しいんだよ」と言いました。

草木が生い茂るはずの大地に人が家を建てる。木のいのちをいただいて家を建てる。 コンクリート・金属・様々な建材…、できるだけ自然系の素材を選んではいても、人間のエゴで自然の形を変えていることに変わりはありません。 「エコハウスだ」なんて胸を張っている場合じゃなくて、もっと謙虚に、自然からいただいているものに感謝するしかないと思いました。 む~らんハウスを大切にして、永く住んでいこうと思いました。

11月10日~11日、む~らん夫婦は新しい塗料で塗装作業をしました。 11日はあいにくの雨でしたが、山間の里にあるうれし徳武建設の作業場をお借りすることができました。 40本の新しい米杉デッキ材に、また黙々とヤスリがけです。U太さんも手伝ってくれました。 それから、U太さんに教えてもらったとおりに、新しい塗料を塗って10分後に布で拭き取ると、木目が美しくうかびあがりました。 しみじみ、きれいだと思いました。

山里は晩秋の紅葉、夕方には東の空に虹がかかっていました。 次の週末には、二度目の塗り作業も終えました。この材木を使って、大工さんが玄関ポーチの格子とウッドデッキをつくってくれることになっています。

この後のむ~らん夫婦の家づくり作業としては、家が完成する頃に、LDKの床にオイルとワックスをかけることになっています。 体力が要りそうですが、できあがった家でワックスがけをするのは、きっと楽しいでしょう。

2007年11月29日掲載