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む~らんさんの家長野県長野市

vol.15 建て方~上棟式

建て方

8月19日 土台が設置され足場が組まれた

8月19日 土台が設置され足場が組まれた。

お盆が過ぎると、記録的な猛暑もほんの少しおさまってきました。む~らんハウスでは、いよいよ建て方に向けての工事が始まりました。

8月19日に建築現場に行ってみると、基礎が埋め戻され、敷地が整地されていました。そして、天高く、頑丈そうな足場がそびえていました。 柱材や梁材が運び込まれており、基礎の上には土台が設置されていました。土台は、白いシートで養生されておりました。

★ちょっと一言… シロアリ対策

む~らんハウスの土台はヒノキの芯持ち材です。 シロアリ対策として、「芯持ち材でない米ヒバ」にするか、「ヒノキの芯持ち材」にするか、ずっと考えていました。 インターネットで調べて、最終的には勘で、ヒノキに決めました。シロアリ対策として、セントリコンシステムも導入することにしています。

★事務局より

OMソーラーでは、OMソーラーの家に適したシロアリの点検・管理手法として、「セントリコン・システム」を提案しています。 「セントリコン・システム」はシロアリの食性を利用したベイト工法の一種で、遅効性の薬剤をシロアリに摂取させて、巣ごと死滅させるものです。 シロアリ対策のひとつとして、ご検討ください。

8月20日は朝から青空でした。建て方の様子が見たくて、昼休みに自転車で現場に行きました。 少し離れた場所からもクレーンがアームを高く延ばしているのが見えて、わくわくします。 現場では、既に1階の柱と梁が組まれていました。焼け付くような太陽の下、ほんの小さな日陰をみつけて、大工さんたちが休息をとっていました。

8月20日夕方 パルテノン神殿?

8月20日夕方 パルテノン神殿?

8月20日昼 1階の骨組み出現

8月20日昼 1階の骨組み出現

この日の夕方、もう一度現場に行ってみると、2階の柱と梁も組まれていました。 白い紙で養生された柱が立ち並んでいるので、なんだかパルテノン神殿のようです。 予想以上の大きさに、びっくりしてしまいました。十人ほどの大工さんたちが、その日の後片付けをしていました。 ヒョイヒョイと身軽な身のこなしでした。晴天なのですが、万一にそなえてブルーシートで構造材を覆ってくださっています。 大切に扱ってくださって、ありがたいです。

うれし徳武建設の代表さんは、「今日は、とてもスムーズに仕事がはかどりましたよ。段取りが良かったようです」と言っていました。 棟梁のクニオさんも「いやぁ、晴れていてくれて、良かった、良かった」と笑っていました。 気持ち良い笑顔がいっぱいの現場でした。

8月21日の昼休みに現場に行ってみると、棟木が上がり小屋組が施工されていました。 すごいスピードで建物が形になっていくのには、驚いてしまいます。あたりにはヒノキのいい香りがしていました。

代表さんが「お昼休みなので、足場に上ってもいいですよ。気をつけてね」と言ってくださったので、屋根の高さまで上ってみました。 とてもいい景色で、気持ちが良かったです。現場に置かれている建築資材は、作業の予定にあわせて、毎日どんどん変わっています (左下の写真では、屋根用の断熱材が置いてあります)。 工事そのものだけではなく、その背後で資材の調達や運搬などが計画的に動いているから、こんなにスムーズに作業が進んでいるのだ、と納得しました。

8月21日昼 上棟しました

8月21日昼 上棟しました

足場の上から見た小屋組

足場の上から見た小屋組

8月22日の夕方に現場に行くと、屋根には野路板が貼られ断熱材(グラスウール)も入っていました。 建物の側面はブルーシートですっぽりと覆われており、棟梁のクニオさんは「もう、どんなに雨が降ったって大丈夫だ」と言ってくれました。 この後すぐに、大雨警報が出てどしゃ降りになりました。む~らんハウスの準備が整うまで、雨は降るのを待っていてくれたようです。ありがとうね。

む~らんハウスの中に入ってみると、ずっと心に思い描いていた間取りが、現実のものとなって立体的に目の前にありました。 吹き抜けから勾配天井を仰ぎ見ていると、なんだかじーんとしてしまいました。

8月22日夕方 降雨対策完了!

8月22日夕方 降雨対策完了!

初めて家の中に入ってみた

初めて家の中に入ってみた

8月26日 耐力面材と大引き

8月26日 耐力面材と大引き

8月26日に現場に行ってみると、外壁の下地と兼用の耐力面材(面筋交い用パネル)が張られていました。 1階床下地の工事も始まり、大引きが設置されていました。和室の大引きだけが少し低い位置にありました。 「こうやって畳の厚さを考慮して、バリアフリーを実現しているんだ」と納得しました。

★ちょっと一言… 「燃えない白い木」モイス

む~らんハウスでは、耐力面材および内装材(白壁)として、モイスを採用しています。 モイスは「燃えない白い木」とメーカーがうたっているセラミック系面材で、 バーミキュライト(園芸用の土)等の天然素材からできています(石が主成分なのに、どうして木だと言うのか、納得できないなぁ)。 地震や台風に強く、燃えにくく、調湿性があり、シロアリにも食われないそうです。 リサイクル可能(土に還る)というところも良いと思います。うれし徳武建設でモイスを使うのはむ~らんハウスが第1号だとのこと。
む~らん夫婦は以前からモイスに興味を持っていたので、うれし徳武建設から提案を受けたときは即座に賛成しました。 大工さんによると、ちょっと重いけれど、鉋もかけられるし、扱いやすいそうです。

上棟式

上棟は8月21日に終わっていたのですが、吉日を選んで、9月1日に上棟式を行ないました。大工さんたちの作業が終わった17時頃から、上棟式を始めました。 1階の客間に赤白幕がかけられて、棟札が祭ってありました。建物の角を大工さんたちが塩と酒で清め、皆で二礼二拍手一礼をしました。 棟梁のクニオさんが祝い歌(木遣り?)を歌う中、大工さんが棟札を屋根裏部分に取り付けました。

この後、代表さんとむ~らんが挨拶をしました。 代表さんは、「今まで半年間おつきあいしてきた建物が、こうして実際に形になってきたのを見ると、自分もうれしくて涙が出そうです」と言っていました。 同感でした。最後にクニオさんの音頭で乾杯をして、上棟式は終了しました。

この後、板の間にみんなで座って、夕方の涼しい風に吹かれながら、簡単な食事をしました。 鰻重2人前をぺろりとたいらげた若い大工さんがいて、体を動かしている人はさすがだなぁ、と感心しました。 みんなにこにこしていましたが、とりわけ母が嬉しそうでした。

翌週に、品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)に基づく「建設住宅性能評価」の上棟に関する検査が行われ、問題なく合格しました。

2007年10月3日掲載