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む~らんさんの家長野県長野市

vol.11 地面の下ごしらえ

地盤改良工事

建築に先立って、専門の業者にスウェーデン式サウンディング試験をしてもらったところ、柱状地盤改良が必要とのことでした。 敷地から700mほどのところに一級河川が流れているせいか、このあたりは地盤改良が必要なケースが多いようです。 覚悟はしていましたが、まとまった金額の出費になりますから痛いところです。

湿式柱状改良工法といって、基礎の下の地面を筒状に掘削し、そこにセメント系固化材を流し込んで、地中に柱状の支持体を作るのだそうです。 直径60cm深さ4mのコンクリートの柱を39本作りました。 平日に工事が行われていたので、気づいたときには地盤改良工事は終わっていて、地面にコンクリートの頭が見えるだけでした。

イヤシロチ化

数年前に、む~らん夫婦は、船井幸雄さんの「イヤシロチ」という本を読みました。 イヤシロチというのは「植物生育の優性地で、人の健康地。 しかも物質(家など)に耐久性を付与する土地」とのことで、そこにいるだけで人も動物も植物も生き生きと元気になってしまうらしいのです。 おまけに、普通の土地をイヤシロチ化することもできるというではありませんか。こんなおもしろい話はありません。 怪しいことが大好きなむ~らん夫婦は、興味津々でした。 その後、イヤシロチ化で全国的に活躍しておられる早津邦夫さん(新潟市の「とやの健康ヴィレッジ」)とも、たまたま知り合いになっていました。

今回家を建てることになったので、「それならば、我が家をイヤシロチ化してしまおう」ということになり、 早津さんに相談し、楢崎皐月さん(1899~1974)という物理学者が「静電三法」という本の中で教えている埋炭法(地中に炭を埋める方法)によって、 イヤシロチ化(磁場活性化)をすることになりました。

穴の位置

早津さんに、周辺の地図、建物の配置図、平面図、柱状改良工事の図面、家族構成を送ったところ、埋炭の予定位置を示す図面が送り返されてきました。 L字型の建物であるため2ヶ所に埋炭をするのが良いとのことで、右図の位置に直径1m深さ1.2mの穴を掘っておくように指示されました。

埋炭工事についてうれし徳武建設の代表さんに話をしたところ、代表さんはにこにこしながら、 「む~らんさん、自分でスコップを使って穴を掘ると、より一層ご利益がありますよ」と言いました。 でも、軟弱者のむ~らん夫婦は手彫りで大穴を2ヶ所も掘るのはやめにして、うれし徳武建設にお願いして、基礎工事のついでに重機で穴を掘ってもらってしまいました。 ご近所さんは、敷地の真ん中に出現した用途不明の2つの大きな穴を、不思議な目で見ていたようです。 地盤改良工事と基礎工事の合間の7月10日に、イヤシロチ化(埋炭工事)を行うことになりました。 早津さんから「是非、工事の様子を見てください」と言われていたので、む~らん夫婦は会社を休んで見学することにしました。

朝10時、早津さん夫妻が大量の炭を車に積んで到着しました。 車から炭を降ろしていると、現場にいた基礎工事の職人さんたちも、みなさんで炭を運ぶのを手伝ってくれました。 運び入れた炭はダンボールで28箱(280kg)ありました。 埋炭工事をしている間は基礎工事が停滞して迷惑だろうと思うのですが、職人さんたちは嫌な顔もせずに、手伝ったり、埋炭工事を見守ったりしていてくださいました。

早津さんが穴の中に入って、まず天然塩を穴の底一面に撒き、それから、竹炭、備長炭細粒、鉱石入特殊混合炭、鉱石入高波動竹炭などの炭を、層を作りながら重ねていきます。 これらは、防湿のために床下に敷き詰める炭とは違うし、他の業者さんの同様な工事よりもはるかに良質な炭なのだ、と早津さんは何度も強調していました。 炭をすべて入れ終わると、仕上げにたっぷりと水をかけ、底まで浸透させます。水が引いた穴の中に入ってみると、体の芯があたたかくなるような感じがしました。 1ヶ所には、後々の利用のためにアースも設置してもらいました。2ヶ所の埋炭工事はわずか2時間弱で完了しました。

このあとは炭の上に土を埋め戻して地面をならしてできあがりです。埋めもどす作業は、基礎工事の職人さんが重機を使ってやってくださいました。

塩をまいて

塩をまいて

アースを設置

アースを設置

炭を入れて

炭を入れて

水をかけて完成!

水をかけて完成!

この埋炭工事によって、穴の中心地から半径15mくらいの範囲がイヤシロチになるそうです。 む~らんハウスは2ヶ所に埋炭をしましたから、イヤシロチの円がふたつ重なって、ダブルの効果が得られるそうです。 楽しい毎日を暮らせることでしょう。めでたし、めでたし。

今回のイヤシロチ化の磁場活性化埋炭工事は趣味の道楽みたいなものですが、基礎工事の職人さんは、 「建物は土台が大切だから、こういう見えないところにも気を配ることはいいことだ」と妙に力強くおっしゃっておりました。

2007年9月13日掲載