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む~らんさんの家長野県長野市

vol.3 プランニング依頼

プランニング依頼

相変わらず、土地は見つかりません。不動産業者を何件もあたったところ、む~らん夫婦が土地探しをしている地域では、滅多に土地は売りに出ないとのこと。さらに、この地域に家を建てたくて土地 探しをしている人はけっこういる、ということもわかりました。土地探しは長期戦かなぁ、とイジケ始めていました。

その頃、かつて住宅展示場の見学をした某ハウスメーカーの営業から、「お母様の家(店)を3階建てにして、建て替えをするのはいかがですか?」というアタックを受けました。 確かに3階建てにすれば、家は広くなり、店舗を確保したうえでも、む~らん夫婦の生活空間も確保でき、それなりの暮らしができるような気がしました。

土地が無いなら「いっそのこと、母の家(店)を建て替えるのはどうだろうか」という話になりました。

母の家は、厳しい条件の土地にあります。南北が4~5m、東西が27mの台形で、広さは40坪弱。そして、接面道路よりも1.6m低いところにある土地でした。 冷静にこの寸法を図にしてみるとわかりますが、普通、そんな土地に家を建てる人は少ないでしょう。

35年前に家を建てた際には建ぺい率40%であり、その大きさぎりぎりまで使っていました。 都会とは違い、田舎でのほほんと育ったむ~らん夫婦とその母には、「建坪16坪の今の家と同じ大きさの家を建て直したのでは、快適な住まいにならない」という強い思いがあり、建て替えのことは考えていませんでした。 しかし、ふと、最近の住宅地図を調べると、建ぺい率が60%と書いてありました。

「建ぺい率60%なら、今より1フロアが1.5倍になるし、3階建てにすれば広い家になる。もしかすると、建て替えでも住みやすい家が建つんじゃないか?」

今の家を建て替えるならば、うれし徳武建設のモデルハウスの「地上2階+地下」というつくりと似たようなものになりそうでした。 その形がモデルハウスで実際に確かめられたことで、む~らんもうれし徳武建設ならばいけるんじゃなかろうか、と思いました。

幸せな家ができるかもしれない、という期待を胸に、うれし徳武建設にプランニングを申し込むことにしました。

プランニングを依頼したのは、2006年9月10日でした。この日初めて、設計士さんと会いました。陽だまりの座布団のような、ゆったりおっとりした方でした。土地の状況が 分かる図面を見ていただいたところ、「いやー、これは楽しい土地ですね」と、にこにこしながら言いました。 これにはぶったまげました(普通だったら、顔をしかめて「いやぁ、厳しい条件ですな、むむむ」と言うべきところです)。 この設計士さん、よっぽどの前向き思考なのか、楽天的なのか、愛想がいいのか…。

あとで分かったことですが、この「陽だまり座布団さん」が、うれし徳武建設の代表取締役でした(こんなにほんわかした人が社長なのかぁ…!?)。 以下、この設計士さんを「代表さん」と書きます。

その頃、うれし徳武建設の設計業務は、とても立て込んでいたようでした。代表さんは、申し訳なさそうに詫びながら、プランニングができるまで2ヶ月かかる、と言いました。 会社の同僚から、うれし徳武建設は設計完了まで期間がかかる、と聞いていましたが、いきなり、そのパンチを食らいました。

「待ちます、よろしくお願いします」と言いましたが、家づくりへの情熱は、すでにむ~らん妻を燃え上がらせていました。 む~らん妻は、待ち遠しい気持ちをぶつけるかのように、OMソーラーや木の家に関する本を端から買い集め、むさぼるように読んでいました。 まだ見ぬプランへの期待は、高まるばかりでした。

この頃、母が退院しました。病後の経過も順調なようです。

2007年7月2日掲載