経年変化を楽しむ

こんにちは、小林勇太です。
何時も、ブログを見ていただき
ありがとうございます。

先日、OBさまへ伺った時にキッチンに
敷いているマットをはずした時、びっくり
しました。
はっきりと日焼けの跡がついているんです。
素材は、時間とともに質感も変化していく
ものですよね。

「これを経年変化」と呼びます。

一般的に家の中を良く見てみると、日に焼けたり、
手垢がついていたり。
表面の質感がザラザラしてきたり、プリントが
はげてきたり。
経年変化にもいろいろあるようです。

新しい住まいの事を考えるときに、
素材が時間と共に変化することを、考えない人
がいるかもしれません。
でも、
この経年変化を考えた上で素材を選ぶというのは、
大切なことです。

「経年変化」を知った上で周りを見まわして見ると、
無垢の木の床や手すりは、
日に焼けて手垢もついてきますが、家に馴染んで
いる感じがします。

味が出てくるというのでしょうか。

それに対して、人工の
木目調やらレンガ風の印刷の壁紙が色あせてくると、
なんだか悲しい感じがします。
この木目やレンガの印刷の壁紙って、よく見ると
規則的に同じ模様が並んでいるだけなんですよ。
これでは、天然素材の味を感じることができなくて
当然でしょう。

最近は、
天然素材よりもずっと耐久性が優れた人工素材
があります。
でも、
周りが経年変化をして味が増していく中で、
ある部分だけがいつまでも新品同様って、
違和感を感じませんか?

人間も、歳を重ねるごとに日焼けし、シワも増えます。
それが魅力的に見える人もいれば、くたびれて悲しく
見える人もいます。
どのように見えるかは、その人の生き方や人間性に
大きく影響されるように思います。

家の経年変化も、
素材や環境、手入れの仕方や暮らし方、
ちょっとした使い方によって大きく変わります。

そこに住む人間と同様、
いい年のとり方をしたいものですね。


 

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